ポリアークの検量線を使用しない定量について

ポリアークを使った検量線を使用しない定量について紹介します。

GCカラムとFIDの間に設置することでカラムからの溶出する含炭素化合物をメタンにします。その主な利点は以下の通りです。

1. FIDで感度の足りない化合物の感度上昇(CO, CO2, ホルムアルデヒド, ギ酸など)
2. 内部標準物質の濃度と面積値から各化合物の半定量

今回は内部標準物質の濃度と面積値から各化合物の定量を行います。
トルエンにアセトニトリル、酢酸エチル、アニリン、1-オクタノール、ドデカン、1-ドデカノールを添加してポリアーク付きFIDで測定しました。
分析条件は以下の通りです。

Sample :アセトニトリル、酢酸エチル、アニリン、1-オクタノール、
 ドデカン、1-ドデカノール トルエンベース
GC-FID :アジレント社製7890A
Column :DB-5, 30m, 0.32mm ID, 0.25um
Carrier Gas :ヘリウム 2.6mL/min (コンスタントフロー)
Injection :0.1 μL split (5:1), 250℃ injection temperature
 Agilent 5190-2295 inlet liner
Oven :40℃(6分) →( 10℃/ min)→125℃→( 25℃/ min) → 250℃(2分)
ポリアーク ガス :水素 35mL/min , エアー 2.5mL/min
ポリアーク 温度 :450℃
FID条件 :水素 1.5mL/min , エアー 350mL/min
 メイクアップ 20mL/min, 315℃
ドデカンを内部標準物質としてドデカンの炭素モル濃度とピーク面積から各化合物の濃度を算出しました。
既知濃度と算出した濃度、誤差をまとめた表を示します。
 
5%以内の誤差で各化合物の定量を行うことができました。
得られたクロマトグラムを示します。
   
 
詳細は以下の資料をご確認ください。
ポリアーク付きGC-FIDによる検量線を使用しない定量方法の精度

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