パルスNMRを利用した食品中の油脂・脂肪分析

パルスNMRを使用した食品中の油脂・脂肪分析

食品中の油脂は、それらが含まれている製品の栄養価、製品の品質と消費者に対する訴求力を決定する上で重要な役割を果たします。

製品が食品表示に従っていることを保証するためには、食品中の油脂の定期的かつ正確な測定も必要です。

Oxford Instruments社製ベンチトップ・パルスNMR MQC+は、食品中の油脂含有量や
乳製品の脂肪分含有量、大豆や菜種等の油糧種子の油分含有量を測定することが可能です。
MQC+は、試料の原料、粒度、香辛料、香料、着色料、塩分などの添加物の影響をほとんど受けずに、0.5〜100%の油脂の濃度測定範囲で幅広い食品を対象とすることができます。
あらかじめ乾燥および調整した試料はそのバッヂ内で継続的に測定することができ、分析できる試料の数に制限はないためサンプルの処理量を増やすことができます。
さらに、この方法は溶媒や化学薬品を使用しないため、溶媒や薬品の購入および廃棄に係るコストも削減することができます。

MQC+は食品油やココアバター等、加工油脂で検査されている固体脂含有量(SFC)も測定することが可能です。
固体脂含有量は国際的な標準規格(AOCS Cd 16b-93、ISO 8292-1、IUPAC 2.150)に準拠したメソッドで測定され、
SFC測定用恒温槽と組み合わせて使用することでテンパリングから測定までを全自動で行います。
また、緩和時間測定からの物性分析も可能で、生体組織中の自由水/結合水の研究や、
低分解能 高性能パルスNMR MQRでは、マーガリン等のエマルジョンの液滴サイズ分布測定も可能です。

<関連アプリケーション>
□ 固体脂含有量(SFC)の測定
□ 油糧種子の水分・油分分析
□ パルスNMRを使用したエマルジョン中の液滴サイズ分布の測定

関連製品

ベンチトップ・パルスNMR MQC+

低分解能 高性能パルスNMR MQR