ベンチトップ・パルスNMR MQC+
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食品、繊維、ポリマー、石油等幅広い用途で使用できる卓上型パルスNMR装置
ベンチトップ・パルスNMR装置 MQC+は、様々なサンプル中の油・水・フッ素・固体脂肪を測定し、一般的に品質保証と品質管理に使用されます。 また、ポリマーの結晶化度/密度や分子量などの材料の物理的性質も測定できます。 MQC+を使用した分析は数秒から数分で完了するため、大量のサンプルを迅速かつ効率的に処理することができます。 油・水・フッ素・固体脂肪の測定には検量線法を使用しており、日本語対応ソフトウェアの指示に従うだけで検量線の作成、ルーティンサンプルの測定ができます。 全自動ロボット・オートサンプラーMQ-Autoを使用することで、実験室の生産性と効率を向上させることも可能です。 |
装置仕様
<装置周波数> 23.4MHz(0.55T)、5MHz(0.12T) <プローブ径> 10mm(2ml)、18mm(8ml)、26mm(21ml)、40mm(50ml)、51mm(78ml)、60mm(100ml) <測定部温度> □ 40℃(標準) □ -10℃~80℃(液体可変プローブ(10mmまたは18mm)、オプション) ※研究開発用パルスNMR MQC-Rでは、-100~200℃まで温度を可変することができます。 <リモート操作> インターネット経由で外部のPCによるソフトウェアのリモート操作が可能。 <パルスシーケンス例> □ T2緩和時間測定 ・ FID法 ・ Solid-echo法 ・ CPMG法 ・ HAHN-echo(スピンエコー)法 等 □ T1インバージョン・リカバリー測定 □ T1サチュレーション・リカバリー測定 <解析ソフト> □ WinFit - カーブフィッティング用ソフトウェアー □ WinDXP - 逆ラプラス変換用T2ディストリビューションソフトウェアー □ MultiQuant - 検量線作成用ソフトウェア |
アプリケーション
□ 食品 ・食品中の油分量 ・チョコレート中の油分量 ・ポテトチップス等のスナック菓子中の油分量 ・大豆等の油糧種子中の水分・油分量 ※ISO-10565に準拠 ・固体脂含有量(SFC) ※AOCS Cd 16b-93、ISO 8292-1、IUPAC 2.150等に準拠 アステック製オートサンプラーにより、テンパリングから測定まで全自動で行うことができます。 □ 繊維 ・OPUの定量 ・FoYの定量 ・繊維のスピンフィニッシュ □ 石油 ・燃料中の水素含有量 ・ワックス中の油分量 ・石油製品中のワックス含有量 □ 高分子材料 ・ポリマーの架橋度/重合度 ・ポリプロピレン中のキシレン可溶分 ・PVC中の可塑剤量 ・ポリマー密度及び結晶化度 ・ポリマーの分子量 ・ゴム中の油分及びフッ素含有量 □ フッ素 ・粉末中のフッ素含有量(例:蛍石、アルミナ) ・歯磨き粉中のフッ素含有量 □ その他 ・濡れ性、分散性の研究 ・地質 ・多孔質材料の細孔径分布測定 ・生体組織中の自由水/結合水の研究 その他のアプリケーションに関しては「問い合わせはこちらから」からお問合せ下さい。 ウェビナー過去のウェビナーはこちらからご覧できます。 |